
Search





「花祭」は700年以上続く伝統的な神事で、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。花祭の起源ははっきりとは分かりませんが平安時代に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が奥三河に暮らす人々に影響をもたらしたと言われています。
東栄町では、毎年11月から3月の冬の寒い時期に町内各地区で花祭は行われます。なぜ、こんな寒い時期に行うのかというと………花祭は霜月祭とも言われ、もとは旧暦の霜月に行われていました。これは、新暦の12月から1月頃にあたり、一年で最も寒い時期です。
冬の間に衰えた太陽と大地の生命力を、花祭を行うことで呼び醒まします。


















子供達の成長を喜び合い、若者は仲間の舞を讃え励まし幾重にも集まるエネルギーは圧倒的です。太鼓のリズムや笛のメロディ(「てほへ」は笛に合わせます)に体を揺らし、ともに囃して祭りにどっぷり浸かってみましょう。


美しい舞は縦横無尽に大きく動く一方で、神の神域=結界も固く守られます。注連縄(しめなわ)や菰(こも)、飾り物などは神々のためのものです。また勇壮に見えても、面からの視界は限られ間近に立つ人やストロボが苦手です。舞い子が美しく舞えるよう、しきたりや舞の動きを心に留めておきましょう。


花祭は厳かで美しい一方で、道化の面や盛り上げ役のセイト衆や野次なしには成り立ちません。適度なお酒、ご利益を期待しての味噌ぬりや湯ばやしなど、「寒い・眠い・煙い」と併せて身支度を整えて、お出かけください。


会場にぐるりと掲示される墨書の札は、「お見舞い」と呼ぶ祭運営への協力の証です。地区毎に記念品、軽食や接待、次回の案内状など独自の返礼があり、祭の維持保存の原資となります。地元、近隣、出身者によって支えられていますが、お一人三千円程度ご賛同いただけると、祭に大きな力を添えることができます。



泊まって、ゆっくり花祭を満喫しましょう。

0536‐76‐0046
送迎あり門限なし
花祭の研究に携わった民俗学者の常宿として利用されていた老舗旅館。山里ならではの美味しいお食事が楽しめると評判です。


0536‐76‐0337
門限なし
山々に囲まれた自然豊かで開放的なコテージ&キャンプ場です。
BBQや石窯、魚のつかみどりなどが楽しめます。


0536‐76‐0489
送迎あり門限なし
四季折々の手作り体験が楽しめる宿泊施設。昔懐かしい囲炉裏を囲んで田舎料理も食べられます。


0536‐76‐1266
門限なし
町の総合社会教育文化施設のひとつ。周辺には花祭会館・民芸館・博物館と3つの文化施設と様々なスポーツ施設があります。


0536‐76‐0687
門限なし
宿泊型の天体観望施設です。大型の望遠鏡のほか、プラネタリウムや貸し出し用の望遠鏡も備えており、入門者から天文マニアまで楽しむことができます。


0536‐76‐1860
門限なし
築150年の古民家で田舎暮らしを体験できるゲストハウス。接客やサービスはなく、共同調理とシェアご飯です。ありのままの東栄町の暮らしが体感できます。


0536‐77‐2525
門限なし
天然療養泉である「とうえい温泉花まつりの湯」に隣接した湯治の宿で、宿泊される方は無料で温泉を楽しむことができます。


0536‐88‐5005
門限なし
本郷地区にある1Fはおにぎりカフェ、2Fは宿の複合施設。ドミトリー形式で宿泊可能です。


InstagramのDM
門限なし
築130年の古民家を改修した一棟貸しの民泊施設です。英語とフランス語のできるオーナーがいるので海外の方も通訳付で楽しめます。
月の会場まで徒歩10分なので送迎はありません。その他の会場はご相談で!


080-8375-8154
門限なし
イギリス人の主人と日本人の奥さんの家族で運営している、築130年の蔵を改修した一棟貸しの宿です。日本らしい料理やジビエごはんなど共同調理で体験と交流も楽しめます。
