まずは、鮎の特性を知ろう!
鮎は、秋に川から孵化した幼魚たちは海へと下り、冬の間は海で栄養を蓄えて育ちます。そして春から夏にかけて川に戻ってきます。成長した若魚は藻類が多い場所を独占して縄張りを作るようになります。縄張りをもつ鮎は黄色味を帯びていて、ヒレや胸に出来る黄色い斑点は縄張りを持つ鮎のシンボルとされています。縄張りは、1匹の鮎に対して約1m四方ほどで、縄張り内に入ってきたものに、体当たりなどの激しい攻撃をします。この性質を利用した漁が「友釣り」です。毎年夏頃には10mくらいの釣竿を持った釣り人達が鮎を釣る姿は東栄町の夏の風物詩です。
鮎釣りのベストシーズン!
狙い目は解禁日に行くべし!
鮎釣りが解禁される日、解禁日に合わせて放流された成魚が川にはたくさんいます。まだ、鮎たちは釣り人に対しての警戒心も薄いため、この時期の鮎は、比較的簡単に釣ることができます。
7月〜8月が鮎釣りの醍醐味だ!
暑い日差しが照りつける7月〜8月の時期は、鮎のトップシーズンと言われています。解禁日と違って、縄張り意識が強くなった鮎は、熟練の釣り人も成果ゼロでがっかりするほど手強くなります。しかし、難しいからこそ、釣れた時の達成感や喜びは鮎釣りの醍醐味です!
いろいろある!鮎の釣り方の種類
友釣り
友釣りとは、アユ釣りの方法の1つで、アユの縄張りの習性を利用したの釣り方です。糸の先にオトリアユと掛け針をセットして放し、縄張りを守ろうとオトリアユに体当たりしてくるアユを掛け針に引っかけます。
引っ掛け
今では、あまりやる人も少ないと言われる、引っ掛け。引っ掛け漁は、箱メガネを使い、川にいる鮎を探します。見つけた鮎をめがけて竿を伸ばして鮎を引っ掛けて釣り上げます。竿はチューブラー穂先や竹などを加工して作成します。
早速!漁券を買って、鮎釣りを楽しもう!18歳以下は無料で楽しめちゃう!
東栄町では、5月13日に鮎の友釣りが解禁されました。東栄町で、鮎釣りをする方は次の店舗で漁券を購入してください。
〈渡瀬〉 柳沢おとり店 TEL 0536-76-1291
〈川角〉中井おとり店 TEL 0536-76-1248
〈三ツ石〉荒木屋おとり店 TEL 0536-76-0736
〈二タ田〉冨川釣具店 TEL 0536-76-0739 ※土日のみ営業
〈古戸〉サンオー商事 TEL 0536-78-5212 ※おとりの取り扱いなし
〈浦川〉市村自動車板金 TEL 053-967-3826
〈中設楽〉ファミリーマート東栄店 TEL 0536-77-0717
※サンオー商事さんとファミリーマート東栄店さんはおとりを取り扱っておりません。
【今年の游漁料について】
日券
5月13日(土)~7月31日(月)2,500円
8月1日(火)以降 2,000円
年券 14,000円
さらに今年は、30歳未満の男性と女性は
日券1,500円、年券7,000円!
そして、満18歳以下は無料で楽しめます!
これを機会に、若い人も、女性も、家族連れも
みんなで鮎釣りで盛り上がりましょう。
今年の夏は、是非東栄町で鮎釣りに行きましょう!
〈振草川漁業協同組合〉
http://hurukusagawa.hamazo.tv
天候や、水温、気温など鮎釣りをするためのデータや、釣りの釣果情報が詳しく書かれています。