職場体験で東栄町の新しい魅力を発見しました。
初めまして、東栄中学校二年生種島悠太です。観光協会の仕事に興味を持ち、学校の共生の時間を使って実際に仕事を体験させてもらいました。
今回は観光まちづくり協会で行っている「ぽたび」事業について体験したレポートを紹介します。
「ぽたび」とは
自転車に乗って東栄町をゆったりとまわるポタリング(仲間でゆったり気軽にサイクリングすること)を通じて地域のポテンシャルを引き出す取り組みです。自転車を楽しむ風土づくりや、自転車を取り巻く環境整備を行っています。
坂の多い東栄町では、自転車が一般的ではありませんが、電動アシスト付き自転車を使うことで気軽にポタリングが楽しめるツアーも開催しています。
今後は自転車を楽しむための情報発信や環境整備なども行っていく予定です。
体験レポート
今回僕が乗った自転車は、「DE01」という折り畳み式の電動アシスト付き自転車でした。電動アシストには見えないおしゃれな見た目で、滑らかなアシストをしてくれます。音も静かで、風邪を感じながらゆったりと走ることができます。
僕は、普段自転車に全く乗らないので、少し練習をしてからスタートしました。アシスト付きの自転車で漕ぎ出しがスムーズになり、すぐに乗り慣れることができました。
スタート地点は、東栄町観光まちづくり協会の事務所が入っている廃校を活用した施設のき山学校でした。丘の上にあるのき山学校から、細いわき道に抜けていきながら、最初に立ち寄ったのは「奏楽工房」でした。チェンソーアートをはじめ木材を使ったアート作品を見ることができました。特に面白かったのは手作りのトイレです。木がふんだんに使われ、アメリカンな装飾や雑貨がたくさん置いてありました。そこだけ異国のような感じで、すごいと思いました。
橋から眺める川
農免橋で少し休みつつ、川を眺めました。釣り人は少なかったものの、たくさんの鮎の群れを見つけました。
対岸の東栄浄水公園では、今年の8月から新たな取り組みが始まるそうです。食べ物の販売やデイキャンプの受け入れなどが行われる予定です。詳細は公式SNSで随時公開されます。ぜひ見てみてください。
浄水公園へ行った後は田んぼのあぜ道を通って無事のき山学校へ帰ってきました。
ポタリングの感想
今回のポタリングを通して、新たな東栄町を見つけることができました。普段通らない道を通ったり、自転車で町内をまわることは貴重な経験でした。また、イベントや自分の住んでいない地域がより身近に感じました。いつもと違う視点で東栄町を走ることで、自然の豊かさやアート、神社など新たな魅力を感じました。
※写真は車ではみることのできなかった不動明王を祀っている社です。