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花祭

2017年10月17日(火)

イベント・お祭り

「テーホヘ テホヘ」と聞こえてくる♪まもなく花祭シーズン到来!

東栄町で毎年11月から3月にかけて各地区で開催される花祭。国の重要無形文化財に指定されている伝統ある民俗芸能で、鎌倉時代から親から子へ、子から孫へと大切に伝承されて来ました。今回はそんな花祭についてご紹介します!

花祭とはどういうお祭りなの?

「花祭」は、天竜川水系に今も伝わる民俗芸能です。
鎌倉時代末期から室町時代にかけて、700年以上にわたって継承されてきた伝統的なお祭りです。

花祭に強い影響を与えたのは、吉野・熊野の修験道であると言われています。修験者の修業場所は険しい道で、人跡を絶つほどの深山幽谷の地であったことから、奥三河の山河は修験者にとって理想郷であったようです。そんな奥三河に、ある修験者は東から天竜川をさかのぼり、またある修験者は西から峰伝いにこの地へ入ってきたそうです。
やがて修験道は、庶民の間にも理解され、次第に奥三河の地に根を張っていきました。こうした修験者たちから花祭はもたらされたといわれています。

花祭は、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、東栄町では、毎年11月〜3月の冬の寒い時期に、八百万の神を勧請し所願成就、厄難除け、生まれ清まりを夜を徹して祈願します。(地区によっては1日で終わる花祭もあります。)

形態は多様ですが、拍子や舞式等の違いから、大きく「大入系」と「振草系」に分けられます。また「小林」のように両系統と趣が異なる地区もあります。

真冬の寒い時期に行う理由としては、地中に沈み込んだ精霊を、呼び覚まし復活させる「再生」の意味が込められています。修験道がもたらした、この思想がやがて人間の魂の復活を願う「生まれ清まり」の概念へとつながり、現在の花祭の根本理念となったのです。

【花祭のスケジュール】http://www.town.toei.aichi.jp/hana/top/top.html

寒い・煙い・眠いの3むい祭り!?それでも見たい!花祭の見どころ!

やはり一番の見どころは、“鬼の舞”です!鬼とともに、町の人も観光客も、「テーホヘ テホヘ」と声をあげながら一体になって体を動かして、お祭りを盛り上げます。

また、クライマックスの“湯ばやし”も見どころのひとつです。少年4人が藁を束ねて作ったタワシを持って舞い、釜の中の湯を所構わずに振り掛けます。そのため舞庭も見物の人もビショビショに濡れますが、
この湯を浴びると病にかからず1年健康に暮らせるという言い伝えがあり、町の人はビショビショになることを嫌がらずに歓迎して湯を浴びます。

眠い目をこすり、寒い冬に煙たい煙の中で焚き火で暖をとりながら、あなたも花祭を全力で楽しんでくださいね♪

花祭シーズン直前!「東栄フェスティバル」に行こう!

※内容は平成30年度開催のものです。

※内容は平成30年度開催のものです。

花祭シーズンの幕開けに先駆け、花祭のダイジェスト版を披露する東栄町の一大イベント、東栄フェスティバルが毎年11月3日(祝)に開催されます!

花祭のダイジェスト版披露だけでなく、三遠南信地域に伝わる民俗芸能披露、和太鼓集団「志多ら」の演奏、振草川の鮎をはじめとする東栄町のご当地グルメをも楽しめます。

[東栄フェスティバル]
https://www.toeinavi.jp/spots/detail/82/

マナーを守って楽しく参加しよう♪

1. 花祭に参加してみよう!
舞手は神様です。神と一緒に舞うことで「神と人が融合」します。掛け声や歌ぐらを覚え、体を動かして是非一緒に参加してください。また、湯ばやしではお湯がかかりますので着替えがあると良いですよ♪

2. 地区それぞれのグッズと食事を楽しもう!
「お見舞」とか「御献餞」と書いて一人2千円以上入れたのし袋を「会所」に出すと、その地区オリジナルのグッズやお札がもらえます。また、お酒やけんちん汁、ご飯、漬物なども食べることができます。地区によってグッズや食事が違うのも楽しみの一つです!!

3. 一力花で自分だけの舞を舞ってもらおう♪
花祭当日に申し込み、献銭をすれば「あなたのための舞」を舞ってもらえます。自信があれば自分で舞ってもいいです。「家内安全・子供の成長祈願・無病息災等」の願かけです。
※金額は地区によって違います。

4. カメラをお持ちの方へ
花祭の舞庭は、舞手とセイト集(観客)が主人公です。
最近、カメラやビデオカメラをお持ちの方が増えています。撮影は禁止されていませんが、舞手の動きを妨げたり、セイト衆の場所を占領することは、ご遠慮願います。

5. 飲酒運転は絶対に禁止です!
会場では、お見舞いを出した人にお酒が振る舞われたり、
売店でもお酒を売っている地区もあります。
舞手と一緒になって舞ったり掛け声をかける際、
お酒が入った方が気分が高揚し、一体感はより高まるかもしれません。でも、車を運転する方は、絶対に飲酒はやめてくださいね。

6. 未来の花祭のために…
花祭は年に一度の大行事。主催する集落の費えは、労力・財力ともに大きなものがあります。祭に寄せられる「花見舞」いわゆる寄付金は、開催経費や伝承活動、道具の維持などに充てられる、花祭を存続する大きなエネルギーです。お一人2千円ほど、主旨に御賛同いただける方は花祭の未来のため、会場の会所にご厚志をいただければありがたいです。

花祭について勉強できるスポット!

■ 花祭会館
https://www.toeinavi.jp/spots/detail/30/
国重要無形民俗文化財である「花祭」のお面、衣裳、祭具、古文書や映像資料などを用いて保存伝承する展示施設です。東栄町の各地区の花祭の特徴が分かりやすく展示されています。平成30年11月には、視聴覚ブースが新たに設置されました。

■東栄町体験交流館のき山学校
https://www.toeinavi.jp/spots/detail/62/
懐かしい木造の校舎の中には、学校の教室を再現した部屋や、体験教室、お茶やお菓子が楽しめるCaféのっきぃ、のき山文庫などがあります。そのほかにも、東栄町の文化や花祭について知ることができる部屋もあります。

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